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夜間定時制の高校は意外と悪くない? 進学を考えている人へ

 こんばんは、儀助です。

 

 人というのは、保育園(幼稚園)を卒園して、小学校に行き、中学校を出て、全日制の高校に通うのが一般的ですよね。

 しかし、僕の様に定時制の夜間高校に通った人も少なからず居ます。

 今現在、定時制の高校に通おうか検討している人、我が子を定時制の高校に通わせようか迷っている親御さんなどに向けて、この記事を書いてみようと思います。

 

 

目次 

 

 

 

 

 

 

 

1.僕が夜間学校定時制高校)に通う事になった理由は、不登校

 

  僕だけに限らず、人生に失敗って付き物です。

 失敗があるのなら、もちろん成功もありますが、成功よりも失敗から学ぶ事の方が多いとはよく聞く言葉ですよね。

 そう考えると、失敗ってとても重要で大事、そもそも「失敗って実は失敗じゃないんじゃないの?」ってゲシュタルト崩壊を起こすような考えが浮かんできます。

 

 僕の人生でも失敗ってたくさんあります。

 中学時代に登校拒否になってしまった事は、そのうちの一つだと思います。

 

 

 中学時代の不登校は、特別イジメがあった訳でもなく、勉強は苦手でしたが運動は好きで学校自体もそんな嫌いではなかったような気がします。

 部活もサッカー部に入ってそれなりに頑張っていました(むしろ、昼間は学校行かなくても放課後の部活だけ行ったりしてました)。

 

 学校は行けるなら行った方が良いに決まっているし、親に迷惑を掛けまくった事と相まって中学時代は今でも非常に苦い思い出です。

 多感な中学時代というのは、想像以上に繊細で複雑な心を持っている時期だと思います。

 だからこそ、単純に「ああ、あの時〇〇だったら不登校にならず中学校に行けたのに……」みたいな答えは今でも浮かびません。

 

 思えば、あれは強めの反抗期+小学校時代と違って勉強が凄く難しくなった(テストで全然点が取れなくなった)事が原因だったんじゃないかなぁ……と。

  算数は数学になり、英語の授業も入ってきて、テスト勉強なんてしなくても大丈夫だった小学校時代とは根本的にレベルが違います。

 環境の変化に付いていけなかった事が大きな負担だったのではないだろうか、と。

 

 まあ、僕以外のほとんどの生徒はちゃんと学校行って勉強して進学して、と出来ていたのだから順応できなかった僕が悪いだけではあるんですが……。

 

 家庭環境そのものも決して悪くはありませんでしたが、強いて言うなら不登校になる時期の直前に母親が善性か悪性か分からない腫瘍が出来て入院になり、手術を行いましたました(結果は善性だったので大事には至りませんでした)。

 あの時、僕は「お母さんが居ない分、家の事を頑張らなきゃ!」と張り切っていたのを覚えています。その反動ももしかしたらあったのかも知れません。

 退院後も手術の影響で体力が落ち、傷に触らない様にと安静にしていなければなりませんでしたし(僕が不登校になったせいで、何度も何度も学校に足を運ばせるハメになってしまいましたが……本当に申し訳ない……)。

 

2.定時制高校の実態は……とても楽しかった!

 

  不登校だった僕がマトモな高校に行ける訳もなく、選んだのは定時制夜間学校でした(中学の先生は進学できる定時制高校を5校くらい示してくれましたが、超テキトーにプリントの一番上の高校を選びました)。

 しかし、人間万事塞翁が馬とは良く言ったもので、不登校だったがゆえに選ばざるを得なかった高校での生活は非常に楽しかったです。

 

 僕と同い年の15歳から、上は60歳を超える人まで本当にたくさんの人が居ました(当然、同年代が一番多かったです)。

 

 まあ、見た感じ「学校に行かない不良っぽい人」なんかも居ました。

 暴力を振るわれたりイジメがあったり、なんてのはなかったと思います。

 学校の授業レベルは全然高くなくて、テストも「ノートやプリントの持ち込みがOK」だったりしました。

 

 つまり、「授業をまじめに受けて、ノートをちゃんと取っていれば点数が取れる」という方式で、「授業を受けつつ、予習復習して頭の中に知識をたっぷり詰め込んで……」という勉強で一番キツい部分が無かったのですね。

 

 まあ、コレには否定の意見もあると思います。

 そんな事をすれば勉強をする力が付かないとか、知識を蓄える力が付かないとか。

 

 全く持ってその通りですが、しかしそもそも普通の方々が出来る勉強が出来ない人たちの集まりなんだから、仕方ないんじゃない? と思うのです。

 篩(ふるい)にかけられて落ちてきた人達を更に篩(ふるい)に掛けたら、きっと9割位の人が脱落して学校として成り立たなくなると思います。

 

 もちろん、定時制と言えど成績が赤点ばかりだったら留年します。

 むしろ、留年したり、退学したりの人の方が多いです。僕も含め、多くの人が中学時代に相応のレベルの人だったのですから、それも当然です。

 勉強レベル的には全然高くない(詳しい偏差値などは分かりません)にも関わらず、5割以上の人が脱落します(入学時普通科2クラス、商業科1クラスの計3クラスだったのが、卒業時普通科1クラス、商業科1クラスの2クラスとか当たり前でした。ちなみに、それぞれの科は1人でも残っていれば1クラスになります)。

 その大きな要因として、日中は仕事、夜は学校という想像以上にハードな日常にあるのではないでしょうか。

 

 僕の場合ですが、朝の8時半から夕方16時まで工場で肉体労働の仕事(頭を全く使わなくて良いという意味ではありません)。

 16時45分くらいに家を出て高校へ。自転車を扱ぎ30分弱で高校到着。17時半から21時まで4時限制での授業(1回の授業時間は大体45分。給食の時間はおよそ25分)。

 週2日の部活もあり、僕は2年生までサッカー部に入っていました(部活時間はおよそ1時間)。

    もちろん、入部するかは任意です。帰宅部の人の方が多いですね。

 

 つまり朝の8時半から夜の21時(ないし22時)まで、肉体と頭脳を酷使する訳です。

 そんな生活を、中学時代に怠惰に過ごしまくった僕らが送ればキツくない訳がないですよね。

 入学した当初なんかは、僕は結構な頻度で体調を崩し、そのたびに看病をすることになる親に迷惑を掛けていました。

 それでも、高校の生活というのは非常に新鮮で、自転車通学というのも初めてでしたし(多くの定時制は自転車通学及び、原付通学が認められています)、夜の学校という環境も面白かったです。

 

 ちなみに、僕の通っていた高校は全日制と定時制で校舎が分かれており、一つの机を昼間の生徒と共有などという事はありませんでした。

 おかげで、教科書を机に置きっぱなしなんて事も出来ましたね。

 

 また、かなり意外かも知れませんが、年に1回、学校側が決めたテーマの出し物があり、これにはクラス総出で力を合わせていました。

 例えば、【環境問題】なんてテーマが出た年がありました。

 僕らはコレに対し、ゴミ問題も立派な環境問題だろう、と捕らえ学校周辺の道を散策して、どこそこにゴミが多かった、少なかった、などの情報を集め、ソレを巨大な方眼紙に書いた学校周辺の地図に書き込んでいきました。

 積極的に参加する、しないの違いはありましたが、多くの生徒は分担して決めた役割を全(まっと)うしていました。

 定時制高校というと、落ちこぼれの集団、みたいなイメージがあり、生徒のやる気はなく、学校は荒れ果てて、教師陣もよそよそしく対応しているなんて印象を抱いている人もいるかも知れませんが、決してそんな事はありませんでした。

 

 

3.卒業するために僕が必須だと思った事

 

 まず間違いなく言えるのは、友達を作る事。

 特に、親友と呼んで差し支えないレベルの友達がいると、卒業までこぎつけられる可能性はグーンと上がります!

 コレはもう間違いないです。

 僕の高校時代のサイクルは、学校に到着→友達としゃべる→授業→給食→授業前にしゃべる→授業→休憩時間しゃべる→授業→休憩時間しゃべる→授業→(課題があれば放課後友達と課題に取り組んで終わらせる)学校帰りにゲーセンかラーメン屋かその両方→分かれて帰宅。

 ほとんどこの繰り返しでした。特に2年生以降。

 特別、何かに打ち込んだりしていた訳ではなかったのですが、不思議なくらい充実した毎日でした。

 友達と交流しているだけで、自然と新鮮な体験が出来ていたのだと思います。

 

 

 逆にやってはいけないのは、グループに入ったは良いけど気が合わない……でも1人は嫌だし、無理してでもグループに残ろう……みたいな事です。

 最初から上手な友達作りなどは出来ません。

 だから、まずは交流を行うのはとても大事です。

 しかし、付き合っていくうちに、何か違うな……と思った時は離れた方が良いです。

 例えば「金を貸して」などと平気で言う友達は辞めた方が良いです。

 返す返さないに関わらず、お金のやり取りというのは非常にストレスになります。

 

「貸したお金、まだ返してくれないの?」

 

 と言ったら

 

「返すつもりだったのに、今の一言でやる気なくした」

 

 なんて言ってきたりしたら完全アウト。

 速やかに離れて、気の合いそうな人の所へ行きましょう。

 

 

 次は、宿題はなるべく残さないようにする。

 コレです!

 定時制の課題はそんなに難しくありません。

 家に持ち帰って、2時間も3時間も掛かるようなレベルの物はないはずです。

 なので

 

「次の授業までにプリントを埋めるように」

 

 という課題が出されたりしたら、学校で終わらせてから帰るようにしましょう。

 人とは、時間が経てば経つほどやる気をなくしていく生き物です。なので、課題が出されたその日、その場所で終わらせてしまうのが一番です。

 

 こうすれば、後の時間は完全に自由です。

 帰り道で飯屋に行こうが本屋に行こうがゲーセンに行こうが、何の気兼ねもなく楽しめます。

 仕事中、まだ終わっていない課題に頭を悩ませることもなく、テスト当日に持ち込みOKのプリントだと一層晴れやかな気持ちになれますよ。

 

 先にも書きましたが、定時制高校でもテストがあまりに壊滅的だと赤点を貰い、ほとんどが赤点だと留年もあり得ます。

 テスト対策には、やはり最低限の勉強は必要になってきます。

 とはいえ、あくまで学校側からの課題をこなせば大丈夫という点はやはり楽だと思います(課題そのものもレベルは高くありません)。

 勉強のハードルそのものは決して高くないと思うので、そこで躓いてしまわない様に学校から出される課題、授業のノートなどは最低限こなしていきましょう。

 

以上が、僕の定時制高校を通った上で感じた、入学するまでの経緯、定時制の実態、卒業するための心得です。

 

4.おわりに

 

 ざっくりとまとめますと、

 

定時制高校はなんらかの理由で全日制に通えない人の受け皿である。

・授業レベルは相応のために、勉強でつまずきづらい。

・通う人たちも様々だが、決して不良学校のような雰囲気ではない。

 

 という事ですね。

 また、通信簿の成績が良ければ大学に推薦で入る事も可能です。

 実際、僕も成績は良かった方で、大学に推薦で入りました。ただ、肌に合わず1年で辞めてしまいましたが……。

 

 それともう一つ、定時制高校に通う人は、基本的に昼間は働いているためお給料が出ます。

 その金額ですが、大体1日働くのは7時間くらいと想定すると、時給800円でも1日5600円。

 それが20日続けば10万円以上のお金が手に入ります。

 授業料、給食費などを払っても7~8万円のお金が手元に残りました。

 僕は当時、親から4万円を月のお小遣いに、残りを貯金しろと言われそうしました。

 

 お小遣いが4万円ですよ、4万円。

 

 中学時代、毎月3000円とかがお小遣いだったのに10倍以上に跳ね上がりました。

 好きなものは何でも買えました。PS2(当時)でも、テレビでもゲームでも漫画でも小説でも、1か月~2か月すれば全てを買っても余るほどのお金が貯まるのですから。

 もしかしたら、定時制高校を楽しく過ごせたのは、金銭的な不自由から解放されたというのも、大きな理由の一つだったのかも知れません。

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